第3回 しろさとTT 200kmの部 レースレポート
はじめましての方ははじめまして、インスタグラムを見てくださっている方はいつもありがとうございます。なんちゃってレジャートライアスリートのmizuです!
2022/3/20に第3回しろさとTT 200kmの部に出場し、
女子総合2位でした!(人数も少なかったのでラッキー)
記録
198km(5.67km*35周)
手元 5:46:47 Avg34.3kph
公式 5:51:46 (+5min penalty)
ラップタイム(手元)
平均 9:54
入り 9:29
最速 9:23 11周目
最遅 10:35 24周目
補給や練習などなど、多方面から質問いただいたのと、
第4回も出たいと思ったので備忘録としてレポート書こうと思います。
しろさとTTとは
1周5.67kmのサーキットをひたすらぐるぐる回るタイムトライアルレース。TTバイク使用可、ドラフティング禁止(後方10m,左右1.5m)。
エイドも使用できるが使用しなければノンストップで走り続けられるのでトライアスリートに人気。200km、100km、50kmの部がある。獲得標高は200kmの部で600〜700mほど。周回コースには小さなコブが2つと緩やかな登りが1つある(私の感覚値)。
レースコンディション
天候:晴れ時々曇り
気温:8時 6℃ 14時 14℃
風:2〜3mps
(私がレース前に見たYahoo!天気予報)
第1回、第2回と比べて少し気温が低く、風が強めだったので比較するとタイムは出にくかったらしい。ただ、私は暑がりで汗の量も多いので気温が低くてラッキーだった。周りはみんな寒がっていたけど私は1度も寒いと感じることなく、逆に暑さも感じずちょうどよかった!
総評
第2回は申し込みそびれたので今回はエントリー開始日(2021/12/25)に申し込み、過去大会に出た方々から「とても走りやすい」と聞いていたのでしっかり練習して臨もうと準備した。IRONMANの練習として、少し抑えたペースで走る人も多いかもしれないけど、私はバイクだけで使い切るつもりで参戦。当日は体調やメンタルのコンディションは良かったので、多少練習不足が不安だったけど(年明けてからTTバイクに1回/120kmしか乗らなかった)、なんとか完走。
◾️スタート〜90km
パワメを持っていないので(笑)、オーバーペースに全く気付かず軽快に飛ばしまくる。むしろ自分の感覚では抑えてるつもりだったから、200km楽勝だなぁとすら思っていた。(100km通過時点でAvg35kph)
私よりAvg1〜2km速いだろうと予測していたひらめちゃんも早々にラップしてしまい、ひらめちゃん調子悪いのかな、とすら思っていた(ひらめちゃんは綺麗な右肩上がりのペース配分でじんわりコテンパにヤられる)
◾️90km〜120km
昔痛めた腰痛が急に出てきてオーバーペースだったことに気付く。こんなに痛くなったのは半年以上ぶり(今も予防で週1鍼してるから本当久しぶり)。お守りで持っていた鎮痛剤を探すけどなかなか見つからなくて落としたのかも…と絶望した周回がこの日の最遅タイムの10:35。120km辺りでようやく見つかって服用。ここから徐々に回復する。
◾️120km〜160km
コース上に小さなコブが2つあり、ここで必ず上体を起こすことで腰痛が緩和されることに気付く(ダンシングよりも上体を起こすだけの方が効果的だった)。メンタルも回復してイーブンペースを保てるようになる。確かこの辺りでひらめちゃんにラップされ返され、ついていこうとするも速すぎて諦める。更にラップされないか最後までヒヤヒヤしていた。
◾️160km〜200km
残り40kmで余裕があったのでペースを上げようとしたところ、左目のコンタクトが目の中で粉砕する。スタートしてすぐ目が乾燥して霞みがちだったので(多分花粉のせい)、長めに瞬きして誤魔化していたけどとうとう割れてしまった…。左目が激痛でほぼ右目だけで1時間走る。メンタル的に一度止まったら辞めちゃいそうな気がしたので細心の注意を払って走行。結局最後の3周だけ少し上げてゴール。
◾️振り返り
普段出し切るのが苦手でゴール後にまだまだ走れるなぁって思ってしまうタイプの私、今回もまだ走れるなぁという感覚だったのが1番悔しい。たぶん敗因は前半のオーバーペースもそうだけど、前半はコブもTTポジションで登ってしまっていたこと!ゆるやかなコブなのでTTのまま登れてしまうので注意。
練習
1月 800km(実走5回/650km)
2月 280km(実走2回/50km)
3月 560km(実走4回/370km) ※3/19まで
1月に入ってから寒さのあまり実走がグンと減って室内メインに。室内は週1〜2ペースで短距離メニューメインだったので、しろさと対策ではなかったけど、1月末にFTPがピークの頃に戻ってからはずっと調子は良い方だった。3/2に1ヶ月ぶりに実走したら90km地点でヘロヘロになりめちゃくちゃ不安になる。やっぱり室内と外は両方やらないとダメだ…。そこからしろさとを意識した練習を2回。あまり特別なことはしなかった。
3/10 ノンストップカスイチ(TT) 120km Avg31.4kph
3/18 max rump test(wattbike) FTP簡易計測 3.72w/kg
補給
補給は過去3度ロングトライアスロンに出ているのでなんとなく自信があり、あまり心配していなかった。ただ、今回ペースが速めだったからか固形物を全く受け付けなかったので(わらびもちもスポーツようかんもしんどかった)、柑橘系のジェルが女神だった。次回はジェル多めにする。更にスポーツようかんは押し出す握力がしんどかったので次回はミニサイズにする。
(ちなみにこれはあくまでしろさとTTの話でIRONMANは固形物がないとしんどいと思う)
◾️レース前
3:30 起床
3:45 カステラ3切
5:30 おにぎり2つ
7:50 ピュアパラ 40g
◾️レース中
・飲み物
スペシャルドリンク 750ml
(ピュアパラ60g 塩6g 塩化マグネシウム 1g)
水 750ml
→飲みたいタイミングで適当に
・補給食
黒糖わらびもち 1個
スポーツようかん 半分
アミノサウルスジェル レモン 1個
マグオン ピンクグレープフルーツ 1個
スポーツようかん 1個
→食べた順、1時間毎を目安に食べたいタイミングで
・持っていたけど余ったもの
水 750ml*1 500ml*1
塩ナッツ 1袋
黒糖わらびもち 1個
塩エネもち2個
(大好物なのに1度も食べたくならなかった)
ピュアパラ 2本
ギア
ウェアは直前まですごく悩んだ。IRONMANで着慣れたトライスーツにするか、直近でロング(房総半島265k)を走ったサイクルジャージにするか。最終的な決め手はIRONMANの練習のために出るレースじゃないので、お尻(パッドの厚さ的に)に信頼のあるサイクルジャージにする。これが正解でお尻の痛みはほぼゼロ。擦れ予防のイナーメのワセリンで擦れの痛みもゼロ。(レース後に若干擦れていたけど痛みナシ)
シューズは2018年のIRONMANはRC9で出て足の裏が痛くなり(今思えば練習不足だっただけかな?)、2019年のIRONMANはTR9で快適だったけど、できればロングはRC9で出たいので、今回は第3世代のRC9をチョイス。房総半島の時はクリート着脱で小指に痛みが出たけど、今回は付け外しがなかったので痛み疲れゼロだった。
半袖ジャージ パスノーマルスタジオ
アームカバー スキンズ
ショートビブ パスノーマルスタジオ
グローブ ビアンキ(指切り)
サングラス オークリー
靴下 RX
ヘルメット LAZER Z1
シューズ shimano RC9
ペナルティー
10mドラフティングのルールだったけど、聞いていたより混雑もなくとても走りやすかった!中盤で結構詰まった集団に遭遇し、後続から速いグループが迫っていたのが見えたので集団を抜けず、さらにコブエリアに入り詰まってしまったときに1度笛を吹かれる。特に番号を呼ばれたわけでもないし、さすがに避けられる状況ではないから注意喚起の笛かな?と思っていたけれどリザルトはガッツリペナルティーで+5分。逆にあれで取られて、しかも警告なしということがわかったので良かった。走り終わってから失格って知ったら絶望するから、次回は気をつけます。厳しいと聞いていたのでやむなし、ドラフティング取られたの初めてだったので、他レース等々取られた方いたら情報共有したいです!
色々書いたけどとにかく楽しいレースでした!第4回も出たい!!!みんなも出よう!!!笑