ゆるぽた時々アイアンマン

ロードバイク歴7年。トライアスロン歴4年。mizuのブログです。

IRONMAN World Championship

IRONMAN KONA

はじめましての方ははじめまして。

インスタグラムを見てくださっている方はいつもありがとうございます。

ゆるぽたとアイアンマンが大好きなレジャートライアスリートmizuです。

20231014日にハワイ・コナで行われたアイアンマンレースに参加してきました。自身5度目のロングトライアスロン4度目のIRONAMNでした。

 

今回のアイアンマンはなんと世界選手権。とは言っても今年から男女別会場での開催ということで本当にたまたま出場権をもらえたので、特に強い思い入れもなくリラックスして臨めました。今年は3🇳🇿6🇰🇷8🇩🇰とコンスタントに海外に行けていたので海外遠征の不安もなく準備もできました。KONAのコースは険しいと言われていますが、かなりコンディションがよかったようで12時間1621秒で完走、前回IMNZのタイムから30分も縮まる自己ベストでした!

 

 

記録

SWIM(3.8k) 1:35:58Avg 2:30/100m

BIKE(180k)  5:43:40Avg 31.6km/h

RUN(42.2k) 4:40:34Avg 6:35/km

T1 6:20 

T2 9:51 

TOTAL 12:16:21

 

 

IRONMAN World Championship

IRONMANとはswim:3.8kmbike:180kmrun:42.2km 226kmトライアスロンです。(制限時間は1617時間の大会が多い)世界各地で開催されているブランドレースで、日本での認知度はまだまだ低く、私もトライアスロンを始めてからIRONMANを知りました。現在、日本ではIRONMANの開催はなく(70.3という半分の距離のレースはあります)IRONMANの称号を得るためには海外のレースに参加しなければなりません。

今回は世界選手権ということで、出場権を獲得しないと出られない大会ですが、こんな機会はもう二度とないので即決!通常のIRONMANより参加費も倍(私は20万円でした泣)でしたが、出場を決めました。

 

レースコンディション

例年暑さも厳しく、風も強いことで有名なKONAですが

今回は日差しも弱めで風も弱め、さらには風向きも良いという

とても良いコンディションだった。

天候:晴れ時々曇り

気温:最低24℃ 最高29℃

 

レースレポート

スイム

公式HPより引用

カイルア湾をぐるっと一周するコース。スイムタイムに関係なくエイジごとのスタートなので、スイムが遅すぎる私はエイジの1番後ろに並ぶ。スタートの3分ほど前から入水しスタートライン(足はつかない)までは泳いで行って、水の中で浮いたまま一斉スタートするフローティングスタート。一周のコースもフローティングスタートも前回のNZと一緒だったのでかなり安心してスタートできた。水温が高いためウェット着用不可で、スイムスキンを着用する人がほとんどだけど、私はスイムの練習に全く力を入れていないので、トライスーツのみ。10/1サマーランド10kスイムの大会に出たときに右肩を痛めてしまって、大会までは安静にしてたけど、1000m泳いだところで痛みが出てしまった。2500mほどからはほぼ右肩が上がらなくなってしまったので、左2回右1回の変則クロールでヘッドアップも回数を減らして進む。後半は蛇行してしまって何度かコースアウトの注意を受けたけど無事泳ぎ切れた。それでもタイムはNZから2分ほどしか遅れなかったので自分の中では上出来()GPSウォッチをGARMINForerunner965に変えてから(ご提供品)、水中でも画面が見やすくなって、常にペースと距離と時間をみながら泳げたので終始安心できた。あまりにもスイムが遅いので後からスタートしたエイジグループにかなり抜かれてその時は混雑して顔を引っ掻かれたり肘がゴーグルにヒットしたりはあったけれど全員女子なので怖さはなく泳げた。

写真提供:ルミナ/小野口健

T1

 

いつもトランジットは時間をかけてしまうので今回はいつもより早くを心掛けた。とは言ってもトイレに寄らない以外は特に急いだわけではないけれど、ウェットスーツも脱がなくてよかったので比較的早く済んだ。

 

 

バイク

公式HPより引用

市街地10kを走る以外は85kの道のりをシンプルに往復するコース。アップダウンに加えて例年は風も強く日差しも暑くバイクタイムは30m1hくらい遅くなると聞いていたので、覚悟して臨む。例年より日差しはマシで暑さに弱い私はとにかく水を被っていたので暑さはほとんど気にならなかった。スタートから市街地は混雑しすぎていてとても走れる雰囲気ではないので、諦めて安全第一で走行。10k地点からは広い道路に出て走りやすくなったのでここからスタート。行きは登り基調のアップダウンだからスピードに乗らないかな?と思っていたけど、素晴らしいほどの追い風でとても楽に進めた。約半分の地点で全く頑張っていないのにAvg33kphだったので後半集中して走ることに決めて前半はとことん休んだ。85k95kはゆるやかに登り続ける区間で、ここは風も強かったけどここまでゆるく来たので比較的楽に登れて、登り切ったところでAvg32.2kphほど。これは5時間半くらいで走れるかも?!と思って折り返してからは集中して走る。風は聞いていたほどは吹いていなく、横風にヒヤッとした場面も1回くらい。帰りは下り基調の向かい風だけど、しっかり踏んでいればスピードも落ちることはくAvgもすぐに32.8kphまで回復。ここまで順調だと思っていたけど120k地点でまさかのメカトラ。チェーン落ちかな?と思ったけど落ちてなくて、その直後から激しい異音。一度バイクから降りてディレーラーもチェックしたけど原因分からず。ひとまずすぐに走行不能になりそうな雰囲気ではなかったのでそこからはインナーで安全に走る(インナーだと異音はしなかった)。せっかくの下り基調でインナー縛りは本当につらかったけど絶対に完走したかったのでただひたすら我慢。結局不完全燃焼のままだったけど、6.5hはかかると見積もっていたバイクがかなり楽に予定より早く終えられたので一安心。(レース後にバイクを見てもらったらフロントディレーラーが曲がっていたそう。メカの知識をつけてもすぐに対処できるようなものではなかったらしい…)

 

 

T2

 

バイクが思いの外早く帰って来られたのでT2は一息つこうと決めて、のんびり支度。ボランティアさんから冷たいタオルがもらえてそれがとても気持ち良くて首に巻いて走ることに。靴下を履き替えて日焼け止めを塗り直してトイレも寄ってランスタート!(今回のトイレはここが初めて。)

 

 

ラン

公式HPより引用

市街地を10kほど走ってからはバイクコース沿いを往復するコース。バイクと同じくアップダウンがありながら、行きは登り基調、帰りは下り基調。日陰も少ないコースで暑いと聞いていたけど、こちらも例年よりマシだったようで、毎エイドで氷をもらいとにかく冷やしながら走ったのでほとんど気にならなかった。今回は比較的ランの練習に力を入れていたのでランの自己ベストを出したいと思いつつも、暑さが苦手なので無理せず、バイクタイムも想定よりよかったのでNZと同じタイムで走ってもトータル時間は自己ベストだとわかっていたので、かなり緩やかに走った。2019年から続く肋間神経痛も痛みはほとんど出なくて、20k地点で一回痛み止めを飲んだだけ。暑さ対策で氷を全身に入れていたので、その溶けた水で足がふやけてしまって痛みがあったのと、氷をトータル1.5kgくらい食べたので()途中トイレに駆け込んだくらいでトラブルもなく淡々と走れた。夜は暗くなるからライトを持つように言われていたけれど、ライトを使ったのは後半1kくらいで済んだ。気持ちがだいぶ緩かったからか、前回より5分ほど遅くなってしまったけど全く辛くなく終えられたのでもう悔いはない。笑



補給

前日朝食・前日昼食・当日朝食

レース4日前にKONA入りしてから、ほとんど外食はせず、日本から持ってきたオートミールとお米を主食に生活。暑いのが苦手で、暑いと食欲がなくなるのもわかっていたので、なるべく前日までにしっかり食べておくようにした。

 

レース前日

08.30am コーヒー クッキー ヨーグルト

01.30pm アサイーボウル

05.00pm 400g(お茶漬けとおかゆ) ライスチップス

 

当日

04.00am 200g(お茶漬け) マフィン コーヒー

レース直前用におにぎりを用意したけれど

お腹が空いていなかったので食べず。

レース中の補給食

スイム

直前にバームパウダー

 

バイク

・エイド毎に水を1本もらい胸にしまう

(暑さ対策で体にかける・飲む用)

3回目のエイドからコーラも毎回もらう

(半分ほど飲んでその場で捨てる)

固形物はほぼ食べず(記憶の限り食べた順)

・アミノサウルスジェル

もち麦

・抹茶くずもち

・くるみ餅

・ぐみ3粒程

・トップスピードタブレット3粒程

 

車載水分:ドリンク750ml3 450ml1

750ml:トップスピード2 バームパウダー

450ml:トップスピード2 バームパウダー アミノバイタルゴールド2

濃いめに作ったドリンクをエイドでもらった水で薄めながら(体内で)飲むイメージだったので、車載ボトルもちょうど160k地点で飲み切るくらいだった◎

 

ラン

いつもランで補給するのが苦手なのでバイクの後半で少し多めに食べておくけど、バイクも食欲がなくて上手くいかず。ただずっとコーラを飲んでいたからか、結局ランでもお腹空かずいつも通りの補給でした◎

エイド毎にコーラ・氷

10k毎 塩熱サプリ12

20k地点 シクレア

25k地点 トップスピード

38k地点 モルテン(最後の最後にお腹空いた笑)

 

 

練習

ストラバのトレーニングデータ

今回IRONAMN想定の練習はレース1ヶ月半前からの8月下旬から。とは言っても最近はウルトラマントライアスロンの練習としてロングの練習は常にしているので、KONAに向けた練習としてはスイム週1、バイク平坦3h1回、2h1回、ラン30k2回、20k1回のみ。直前の9月末に12h3days練習や北海道合宿()八溝山TT(200w40min)など仕事ついでに練習もできました◎私は全くタイムを求めないレジャートライアスリートですが、それでも最低限の練習はしないと怪我・事故に繋がるので、私の練習もあえて書くようにしています!完走目標で参加する方はぜひ参考にしてください。(強度:低高◎)

 

8/28 B:250k R:78k ○

9/4 B:170k R:37k △

9/11 S:4k B:215k R:30k

9/18 S:4k B:335k R:49k

9/25 S:10k B:400k R:35k

10/2 S:0k B:285k R:10k △

10/9 S:1k B:50k R:14k △ レース前まで

 

 

ギア

 

スイム:トライスーツ

バイク:トライスーツ・ロード用ソックス・ロード用シューズ

ラン:トライスーツ・キャップ・ラン用ソックス・シューズ(キャタピラン)

 

スポブラ ルルレモン

トライスーツ パールイズミ(ご提供品 ウルトラマンパートナー

バイク yoeleo T9(ご提供品)

バイクシューズ SHIMANO RC9 3世代(ご提供品)

ヘルメット LAZER Z1(ご提供品)

バイク用サングラス OAKLY SUTRO

バイク用ソックス RxL

キャップ IRONAMN

ランシューズ MIZUNO WAVE RIDER 26

ラン用サングラス ekoi(ご提供品)

ラン用ソックス mont-bell

スマートウォッチ GARMIN Forerunner965(ご提供品ウルトラマンパートナー